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毎日アザだらけの変な子供

毎日アザだらけの変な子供

友達の数は0人でした。

学校の勉強については何も言われた事はありませんし、
家庭内のルールさえ守っていれば、門限も無く、いつ、どこで、
何をしても良いという環境で育ちました。

宿題などもほとんどやった事がないので普通の人が
知っているような一般常識は全く分かりません。

普通の子供が知っているような言葉もあまり知りません。
周りの友人が中学校や高校に通うときに、

毎日、朝から仕事をしていました。

ライフセーバー、ウェイター、工場で働いたりしてました。
筋力トレーニングをしてましたので13才くらいから
パーソナルトレーナーなどをしてジムで教えたりもしました。

とにかく、仕事漬けの毎日だったのです。
昼間は仕事、夜は武道の毎日で体中が傷だらけ、

顔は毎日アザだらけの変な子供でした。

そんな生活を繰り返していましたので、友達はゼロです。
恋人は高校ぐらいの年齢になった時にできたのですが、

その彼女に高校に入るよう説得されました。
とはいえ、嫌々ちょっとだけ通っただけで最終的に
問題を起こして退学になりました。

一生結婚できないと言われました。

そんな生活からお金のことを
考え始めるようになったきっかけは、
当時の彼女です。

その当時の彼女の親に認められるためには、
学歴がものすごくあるか、お金持ちになるか、
どちらかでないと彼女とは結婚できないと言われました。

とにかく勉強が苦手だったので学歴はどうしても無理だと思い、
お金持ちになる道を選びました。
しかし、当時はお金持ちになる方法が全く分かりませんでした。

なので、もっと時給のいい仕事で稼いだらいいのかと思い、
色々な高収入のアルバイトや、違法なことをしようかと
考えていました。

アメリカはチップ社会です。

なので、バイト代は知れてます。
しかし、私は他の人の3倍チップをもらっていました。

つまり、普通の人はチップは値段の10%や15%程度ですが
私の場合は、値段の25%とか30%をいただいていました。

別に脅し取ったりする訳でなく、
まず最初に自分の持ち金でワインを振る舞ったりして、
お客にいつもご馳走してました。

そうすると気に入られてきて仲良くなり、
指名が増えて、だんだんチップが上がります。

他にも、ちょっとお金のある年老いた女性などに、
男娼みたいなことをしたり、

新薬の人体実験で現金を稼ぐ
など色々とやっていました。

服のモデルや低予算の映画の脇役などに
出たりもしました。

とにかく稼げそうな話にはありとあらゆる事に手をつけましたが
全て単発的というか底辺の仕事をしていたので、長期的には
何も続きませんでした。

当時はとにかくお腹が空いていて、とにかく床ではなく
普通のベッドで寝たかった、という記憶があります。

他にもニューヨークでは、
「仕事をさせてください」
と言って、レストランを次々に訪問していき

断られたら、また次の店に入って、ということを
毎日2~3時間、何日も繰り返してました。

タクシー会社に電話して運転手になりたい、と
伝えたら未成年という事で断られました。

他にもノースカロライナ州のラリーという街で
探偵事務所で働こうとしましたが住所不定の家出少年という
理由で断れました。

テネシー州メンフィスでストリートで寿司でも握って
売ろうとも試みましたが、それも無理でした。

フィットネスジムのパーソナルトレーナー募集の
広告を見て、ジムに面接に行きました。

しかし、当時1ドルのアイスクリームを一日1つしか
食べていなかったので、ガイコツ浮浪児みたいな体でした。
なので面接開始から10秒後くらいで断られました。

バス停の地面で寝ていました。

仕事がない日はセントラルパークに行き、
ホームレスをしながら寝ました。
とにかく寒かったのを覚えています。

朝日さえ出れば暖かくなるので、とにかく日の出を
いまか、いまかと待っていたのを今でも覚えています。

朝、起きるとオシッコをもらしていて、
しかもオシッコが凍っていた日もありました。

寒かったので南の方へ南の方へ向かわなければ…
と深刻に考えていました。

グレイハウンドというバス会社のターミナルで
黒人と一緒に地面で寝てたりしていました。

バス会社グレイハウンド

少しキャッシュを手にすると黒人のスラム街で
ハウスシェアで黒人と暮らしていました。

彼ら黒人たちは、いつもマリファナを吸引していて、
常にハイな状態のままなのです。

しかも2pacなどウルサい音楽を24時間流していました。
タバコの副流煙のような感じでマリファナの煙が
流れてくるので、かなり困っていました。

ベッドも枕もソファも無い部屋で床に自分の服を置いて
その上で寝ていました。

家の中はヒーターがついていて天国のようでした。
トランクスなど下着は一枚も持っていなかったです。

実は、親からの遺産とかで生活をしていたのでは?
と言われることもありますが、1円もありません。

正直に言えば、ホームレスのような生活をしてたとき
どうしても、ヤバイ状況になり、親に頼んで、
数百ドル送金をしてもらったことはあります。

そういう、ポイントポイントで親から
サポートはありましたが、それがなければ

本当に違法な行為に手を染めていた可能性も
否定できません。

自分の運命は、おそらく刑務所の囚人か乞食か
その日暮らしの力仕事の労働者だと思うように
なっていました。


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