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東京都知事より多い退職金

東京都知事より多い退職金

Form:平秀信
長野県、ネオハウスの仕事部屋
火曜日、7:21 am


退職金ゼロ円時代の到来

過酷な時代に突入しました。

サラリーマンのほとんどが、退職金をもらえないのです。

退職金といえば、会社を定年で辞める時にまとまって支給されるお金で、
2,000万円から3,000万円位はもらえるのが一般的でした。

しかし今や、民間企業では数十万円から、良くて100万円くらいです。

それでどうやって老後の生活を、第二の人生を
過ごしていけというのでしょうか。

貯金がない人は、かなり苦しい生活になると思います。

現代のエリート階級:公務員
同じ雇われでも、サラリーマンよりも有利なのが
“公務員”の存在です。

彼らは全体的にサラリーマンよりも有利で、
退職金は市町村レベルで4,000万円前後、国家公務員の
上級レベルになると、1億円くらいもらえるそうです。

公務員というのは、国営のシステムの中で働いている人たちですから、
国が退職金を保証しているのです。

国の指揮のもと、国民のために働いている人たちは
しっかりと退職金を貰うことが出来るのです。

こう考えると、現代の職業ヒエラルキー(ランク付け)では

公務員>サラリーマン

であると言えます。

なので、沢山の人が公務員を目指すのですが、
現実に公務員になれるのはごく少数の人だけです。

毎年募集の人数が決まっていますし、仕事が楽だから人が辞めないので、
新しく採用する人数が少ないのです。

特に、仕事の楽さ、という面のメリットが、
とても大きいように感じています。

9時5時のお役所仕事に憧れ
を抱いている人がたくさん存在しているのです。

一部の省庁などを除き、公務員の仕事は基本的に楽チンです。

マニュアルにそって決められた仕事をすることがほとんどで、
自分で仕事を作ったりすると、余計なことをするなと
逆に怒られるような世界なのです。

イデアも出す必要が無いどころか、
出したら怒られるので困ってしまいます。

そういったクリエイティビティが必要な仕事は
すべて広告代理店に外注されることになっています。

どの広告代理店に外注が決まるかは、コンペが行われるのですが、
実はこのコンペは出来レースで、やる前から結果は

『袖の下(ワイロ)』

で決まってしまっているのです。

もはや、

中国の田舎並みのモラルレベル

だと言っても過言ではありません。

面白いことに、この時渡されるワイロは、
数十万とか数百万といった
巨大な金額ではありません。
3,000円とか、多くても10万円くらいが相場なのです。

なぜなら、公務員は退職金はちゃんと貰えるのですが、
普段の給料が安いため、一日に使えるお小遣いは
500円から1,000円程度がほとんどなのです。

たった3,000円で仕事が受注可能
なので、3,000円でも袖の下として通用しますし、
10万円なんて払おうものならどれだけの
大きな仕事が取れるか想像もつきません。

出入りの業者にとっては、とても美味しい話だと思います。

そんな不正をする人も中には居るのですが、基本的には
公務員になれるような人というのは、親がちゃんしていて、
家族の持ち家があって、学歴があるような人ばかりです。

意図的に、そういう人しか取らないように
しているのだと思います。

本当に、生まれも育ちもいい、
文字通りエリートが集う場所

になっているのです。

最初は給料が安くても、定年後の退職金や、仕事の楽さ、
親方日の丸という安定感を求めて、若者の就職希望者が
地方の市役所などにも殺到している状態だというのです。

実際、かなり狭き門なので、100人応募して、2~3人が
ようやく採用されるレベルです。

入ったら入ったで、余計なことをしないのが第一の仕事なので、
就職してから退職するまで、自分の頭で考えること無く、
マニュアルにそって行動して、事件を起こさないことが
何よりも大事、という価値観が形成されていきます。

波風を立てない日和見主義
であることが第一とされるのです。

ある意味では、究極までリスクを取らない世界だといえるでしょう。

人生において、なるべくリスクを取りたくない、
冒険したくないという人、安定志向の人は目指すといいと思います。
もの凄く勉強して、良い大学を出て、波風を立てないように
生きる人生というのも悪くはないと思います。

ただ、学生時代の成績が悪かったり、親がしっかりしていない場合は
選択できる仕事が更に限られ、必然的に民間企業の
サラリーマンを選ぶことになります。

普通の中小企業に就職した場合、給料も安く、残業代も出ない、
ボーナスも少なければ、退職金があっても数十万円か、
100万円貰えれば良いとされるなど、かなり過酷な状況です。

もちろん、大手企業に勤めれば話は別ですが、
そもそも大手企業は公務員よりも入るのが難しいので、

公務員かそれ以上のエリート街道を歩んでいることが
入社のための条件となります。

これから就職する若者はもちろん、既にサラリーマンとして
働いている人にも過酷な時代であることは言うまでもありません。

貯金についても、わずかに有るか無いかの人が多いです。

今の40代、50代はみんな、定年退職後の老後に
かなり大きな不安を抱えています。

定年を目前に控えた60代の方は、ことさら不安が大きいでしょう。

定年後にまともな再就職先を見つけるのはかなり厳しいので、
充分な貯蓄が無く、年金だけで暮らしていけない人は、
アルバイトをして生活費を稼ぐしか無いのです。

65歳を過ぎて駐車場の
ガードマンデビュー
するしか無くなってしまうのです。

退職金をたんまり貰える“現代のエリート階級”である
公務員になれない人、そして退職金もまともにもらえないような
普通の企業で働くのが怖いという人は、一体どうするべきなのでしょうか?

私は、その答えを一つしか知りません。

その唯一の答えとは

『起業』

することです。

「そうは言っても平さん、いきなり起業するなんて
リスクが高すぎます!失敗して破産して
借金まみれになったらどうするんですか!
私にはムリです!」

という声が聞こえてきそうなので、先に言っておきますが

今の時代、起業することが
最高のリスクヘッジ
であると私は断言することができます。

一見すると、起業はリスクが高いと思うので、
かなり無鉄砲だったり、怖いもの知らずの人じゃないと
挑戦しないと思われています。

最初に公務員を狙って、ダメなら大手民間企業を狙って、
それでもダメなら都会の中小企業を狙って、全然ダメな人は、
ただでさえ仕事が無い地方に行く流れを選びます。

そもそも起業という選択肢が無いのです。

雇われ、組織に属し、交換可能な社会の歯車に
なることしか頭にないのです。

では、多くの人が徹底的に避ける「起業」ですが、
果たして起業するとどういうことが起こるのでしょうか?

不安定になって、毎月給料が貰えるかわからなくて、
退職金が存在しなくて、というのをイメージしましたか?

実はこれらのイメージは、大きな間違いです。

私は起業家を

すべてを手に入れる存在
だと認識しています。

私の周りで、世間の起業家に対するマイナスイメージを
体現している人間は1人も見当たりません。

実際起業すると、全ての責任を自分で負わなければならない
「社長」という役職になります。

社長というのは、会社に関する事なら、
良い事でも悪い事でも、どんな事であっても
責任を取る存在のことです。

倒産すれば借金を負いますし、
プライベートな資産すらも失う可能性があります。

しかし、そういうリスクはもちろんありますが、
逆に会社が儲かれば、その

儲けは全部社長である自分のものになる

ということです。

つまり、様々なリスクを引き受けることで、
すべてを手に入れる可能性を持つのが
起業家であるということです。

東京都知事より多い退職金
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