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人を動かすセミナー

人を動かすセミナー

第二章 重要感を持たせる

人を動かす秘訣はひとつしかない
この事実を認識する

自ら動きたくなる気持ちを起こさせること。

これが秘訣だ

脅して動かすこともできるが
監視している時だけだ

子供に対してもムチで対応すると
好ましくない反応がある。

人を動かすには
相手の欲しているものを与えるのが
唯一の方法である。

人は何を欲しているか

ジグムントフロイト

人間の行動は、2つの動機から発する。

性の衝動と
偉くなりたい願望である。

重要人物たらんとする欲求
欲しいモノがない人でも
次のようなものを欲しがる

健康と長寿
食物
睡眠
金銭、金銭で購入できるもの
来世の生命
性欲の満足
子孫の繁栄
自己の重要感

全て大抵はみたせるが
ひとつだけ例外がある

食物や睡眠の欲求と同様に
根強く、滅多に満たされない。

それは、自己重要感である。
偉くなりたいという願望である。

リンカーン
人は誰でもお世辞を好む

イリアムジェームス
人間の持つ性情で一番強いのは、他人に認められる渇望する気持ちである
希望、要望、待望ではなく渇望する気持ちである

他人の子のような渇望を満たせば
他人の心を自己の手に納めることができる

自己重要感の欲求がなければ
人類の文明はない

自己重要感を満たすために人は動く
すべての行為が自己重要感を満たすためにやっている

自己重要感を満たす方法は人それぞれ違う
その方法を聞けば、どんな人間かわかる
性格も決まる

自己重要感を満たすために
人を助けるたり
泥棒をしたりする

p30

精神異常の原因は何か

現実世界で自己重要感をみたせなければ
空想して自己重要感を満たしてしまう

現実で幸せを感じれるように
幸せな現実を提供しなければならない

チャールズシュワップ
人を扱う名人
アンドリューカーネギーが社長に迎えた
金言

わたしには、人の熱意を呼び起こす能力がある。
他人の長所を伸ばすには、
ほめること、励ますことが何よりの方法だ。

上役から叱られるほど向上心を害するものはない。
私は決して人を避難しない。

人を働かせるには奨方が必要だと信じている。
だから、人を褒めることは大好きだが、
けなすことは大嫌いだ。

気に入ったことがあれば
心から賛成し、
惜しみなく賛辞を与える。

逆に一般の人は
気に入らなければやっつける。
気に入れば何も言わない。

最高の地位の人でも
小言を言われるより褒められて働く方が
仕事に熱がこもり出来具合も良くなる

自身も、他人も、良いことを見つけほめたたえたのである。

カーネギーの墓石
おのれよりも賢明なる人物を
身近に集まる方法を心得しものここに眠る

大失敗しても
回復した部分で褒める。

ジーグフェルド

異性に対しても
賞賛し、信頼して
親切心と思いやりで
自分は美しいと思い込ませた
口先だけでなく報酬も引き上げた
花も届けた
スターと出演もさせた

ルフレッドラント

私に最も必要な栄養素は、
自己評価を高めてくれる言葉だ

多くの人は、肉体に栄養を与えるが
相手の自己評価に栄養を与えていない。

優しいほめ言葉を与えるのを忘れている。
褒め言葉は、記憶に残り、心の糧になる。

他愛もない
お世辞
ご機嫌取り
古臭い
実験済み
知性がない
効き目がない

と言われるのは

真実ではないから
心で言わず口で言っているから
没我的でなく利己的に言うから
嫌われて好かれない

真実を心から言えば良い

相手の自己評価にピッタリ合うことをやる
どんな言葉を用いても本心を偽ることはできない

人間は
何か問題があってそれに心奪われてなければ
常に自分のことばかり考えている

そこで
しばらく、自分のことを考えるのをやめ
他人の長所を考えてみると
お世辞ではなく真実を心から伝えれる

他人の真価を認める努力は
意識しなければできない
習慣にする必要がある

身近なこと、毎日ひとり
毎日一つ、当たり前のことを賞賛して
本人の目の前で言葉で伝えよう。
1分で自己重要感がみたせる

子供にとって
親が示してくれる関心や
賞賛の言葉ほど嬉しいものはない

人間は例外なく
他人から評価を受けたいと強く望んでいる

深い思いやりから出る感謝の言葉を振りまきながら
毎日過ごす

これが親友を作り
人を動かすことである

人の気持ちを傷つけることで
人間を変えることは絶対にできない
全く無益である

毎朝見る格言

この道は、一度しか通らない道
だから、役に立つこと
人のためになることは
今すぐやろう

先延ばししたり
忘れたりしないように
この道は二度と通らない道だから

エマーソン

どんな人間でも何かの点で
私よりも優れている
私の学ぶべきものを持っているという点で

自分の長所を忘れて
自分の欲求を忘れて
他人の長所を考えよう

そうすればお世辞が不要になる
嘘ではない心からの賞賛が与えれる

心から賛成し、惜しみなく賛辞を与えよう

相手はそれを心にしまいこんで
忘れることはないだろう

与えた本人が忘れても
受けた相手は、いつまでも忘れないで
慈しむだろう

率直で、誠実な評価を与える。


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